新年を祝うフランスの伝統菓子、ガレット・デ・ロワで幸運を引き寄せよう！

「ガレット・デ・ロワ（Galette des Rois）」ってご存知ですか？フランスの伝統菓子の一つで、フランスでは新年には欠かせない大事な定番のお菓子なんです。

サクサクのパイ生地の中に、アーモンドクリームをたっぷり絞って焼き上げるシンプルな焼菓子。そして中に隠されているのは…小さな陶器の人形「フェーヴ」！

家族や友人と切り分けて、フェーヴが当たった人は、その一年幸運が続くと言われています。

思わず笑顔がこぼれる、そんな素敵なガレット・デ・ロワの魅力に迫ります！

ガレット・デ・ロワってどんなお菓子？

フランス語で「王様の菓子」を意味するガレット・デ・ロワ。その名の通り、元々はキリスト教の祭日1月6日の「エピファニー(公現祭)」をお祝いする為の伝統菓子でした。

現代ではフランスでも1月6日に限らず、1月中はガレット・デ・ロワがブランジュリーやパティスリーの店頭を飾ります。家族や友人と集まって食べるのが一般的になっています。

パイ生地にアーモンドクリームを包んで焼き上げたシンプルながらも奥深い味わいが特徴。バターの豊かな香りとアーモンドの風味が口いっぱいに広がり、至福のひとときを運んでくれます。

ガレット・デ・ロワの最大の魅力は、中に隠されたフェーヴを探すワクワク感！

切り分ける時はドキドキ！フェーヴが自分の元にやってくると、自然と笑顔がこぼれます。

フェーヴが当たった人は、紙で作った王冠をかぶり、その日一日王様・女王様になるというユニークな習慣も。

近年では伝統的な陶器製のフェーヴだけでなく、様々なテーマやキャラクターのデザインが登場し、コレクションするのも楽しみの一つとなっています。

最近では日本でも多くのパティスリーやベーカリーで、美しいガレット・デ・ロワを見かけるようになりました。
写真映えする美しい見た目は、InstagramなどのSNSで拡散されることも多いです。

伝統的なレシピのものはもちろんですが、お店によりパイ生地やクリームのレシピには違いがあります。和栗やピスタチオなどを使ったオリジナルレシピの商品もたくさんあり、迷ってしまいます。

フェーヴもオリジナルの限定フェーヴなど様々なので、食べ比べてみるのもおすすめです。

日本で販売されているガレットデロワは、安全面への配慮から、フェーヴは別添えになっていることがほとんどです。フェーヴは別添えして、ガレット・デ・ロワの中にはフェーヴの代わりにアーモンドを入れているお店も。

教えたいスイーツでは、全国の人気洋菓子店からお取り寄せできるガレット・デ・ロワをご紹介します。

年に一度のお楽しみ、ガレット・デ・ロワ。
大切な人と味わえば、忘れられない素敵な思い出になるでしょう。
新年は、ガレット・デ・ロワで幸せを分かち合いませんか？